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シアターギルド 代官山上西雄大監督の感動三部作『ひとくず』『ヌーのコインロッカーは使用禁止』最新作『うさぎのおやこ』連続上映

上西雄大監督の感動三部作『ひとくず』『ヌーのコインロッカーは使用禁止』最新作『うさぎのおやこ』連続上映

上西雄大監督の感動三部作『ひとくず』『ヌーのコインロッカーは使用禁止』最新作『うさぎのおやこ』連続上映

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監督
上西雄大
キャスト
製作年

映画『ひとくず』『西成ゴローの四億円』の上西雄大監督の劇場最新作『うさぎのおやこ』とともに代表作で、多くの人々を涙させた『ひとくず』と、『ヌーのコインロッカーは使用禁止』と感動の三部作が連続上映されます。

5/28(火)ひとくず
5/29(水)ヌーのコインロッカーは使用禁止
5/30(木)うさぎのおやこ
6/4(火)ヌーのコインロッカーは使用禁止
6/5(水)うさぎのおやこ
6/6(木)ヌーのコインロッカーは使用禁止
6/7(金)うさぎのおやこ
6/8(土)ひとくず

会期中、トークショー予定
⭐︎6月6日以外、連日上西雄大監督が登壇(予定)
その他、ゲスト登壇者以下となります。

5/28(火)18:00~20:30
「ひとくず」
・宝亀克寿
・賀集利樹

5/29(水)18:00~20:30
「ヌーのコインロッカーは使用禁止」
・速水今日子

5/30(木)18:00~20:30
「うさぎのおやこ」
・山本莉那

6/4(火)18:00~20:30
「ヌーのコインロッカーは使用禁止」
・速水今日子
・大倉弘也

6/5(水)18:00~20:30
「うさぎのおやこ」
・風祭ゆき
・山本莉那

6/6(木)18:00~20:30
「ヌーのコインロッカーは使用禁止」
・徳竹未夏
・速水今日子

6/7(金)18:00~20:00
「うさぎのおやこ」
・Saika(歌)
・山本莉那

6/8(土)18:00~20:30
「ひとくず」
・ケニー大倉

⭐︎上映作品

◾️『うさぎのおやこ』
上西雄大監督の劇場最新作となる本作は、「ミラノ国際映画祭2023(Milan IFF2023)」にて、外国語長編映画最優秀作品賞、外国語長編映画主演女優賞(徳竹未夏・清水裕芽)を受賞した話題作。
 知的障害や発達障害、精神疾患者の心の姿とその周囲に巣くう闇や悪意、そんな世界の中でもその障害者達を守り救おうとする善意の存在、そして救われる道は必ず存在することを描いた感動作品。
 軽度の知的障害を持ち、小学生にも間違えられる小柄な自分にコンプレックスを抱いている娘と、夫に先立たれるもしっかり娘を育てようと努めてきたが上手くいかず、娘との生活に限界を感じ精神障害者になってしまった母。母子共に障害者であり、心を開くことのできる者が居なくなり、スレ違いながら荒れた生活を送るなか、新たな出会いにより暗闇の中に光が差し始める。
主演は、『ひとくず』ではカネマサの母を演じるなど10ANTS作品には無くてはならない女優、徳竹未夏、そして上西雄大監督主宰の劇団・映像劇団テンアンツから大抜擢の清水裕芽のW主演。共演として、上西雄大は勿論、『ひとくず』での娘を虐待する母親役の演技で注目された古川藍のほか、華村あすか、青木玄徳、そして萩野崇らが重要な役どころを担っている。

大阪のスペシャルな物語
優しい出会いは、そこにある。

●あらすじ
軽度の知的障害者の22歳の女性・来栖玲(清水裕芽)。生まれつき、小柄なためよく子供と見間違われ、自分が“障害者”扱いされることに対しての葛藤を常に持っていた。大好きな父を亡くし、また母・来栖梨加(徳竹未夏)も精神障害者となりネグレクト状態に。一時は母と離れ施設で過ごしていたが、現在は同居している。施設で玲の最大の理解者となる精神科医の柊早苗(楠部知子)と出会うも急死により再び心を閉ざしてしまう。                            
柊の後任に来た若い医師を受け入れられず通院を拒み続けていたある日、その医師の後任に新たな医師、恵比寿丈(上西雄大)が着任する。梨加はまともに家賃を払えず、遂には退去を求められ、母に見捨てられそうになった玲は、デリヘルのバイトに応募してしまう。良く分からぬまま契約書にサインをしてしまい、お金を受取ってしまう玲。娘から渡されたそのお金に母、梨加は不安を感じる。
デリヘルで撮影することになった玲は、そこに所属するカナと共に逃亡する。荷物を取りにマンションへ戻った玲に梨加は「あんたのせいでパパは死んだ」と言ってしまう。
決して口にしてはいけないコトバへの後悔と自分のふがいなさに涙し崩れる母、梨加。一方、部屋を飛び出した玲を恵比寿が追うのだが・・・。

「ミラノ国際映画祭2023(Milan IFF2023)」外国語長編映画最優秀作品賞、外国語長編映画主演女優賞(徳竹未夏・清水裕芽)受賞

清水裕芽 徳竹未夏
古川藍 華村あすか 青木玄徳 
萩野崇 上西雄大

◾️『ひとくず』
全国のミニシアターで大ヒットした、上西雄大監督の長編デビューの感動作。
空き巣で生計を立てる、人間としては“くず”と呼ばれるような主人公・金田匡郎(かねだまさお)が、自分の幼少期と同じく虐待をされる少女・鞠と出会い、法律無視で彼女を守ろうと動き、また、それによって変化する金田自身の心の変化、そして、救われていくラストへ向かっての畳み込みは、涙腺崩壊。鞠の母親・凛の「愛し方が分からない」と吐露するシーンなど、渦中にある当事者の心が表に溢れるシーンも心を打つ。

●あらすじ
生まれてからずっと虐待の日々が続く少女・鞠。食べる物もなく、電気もガスも止められている家に置き去りにされた鞠のもとへ、犯罪を重ねる破綻者の男・金田が空巣に入る。幼い頃に虐待を受けていた金田は、鞠の姿に、自分を重ね、社会からは外れた方法で彼女を救おうと動き出す。
虐待されつつも母親(凛)を愛する鞠。鞠の母に力ずくで、親にさせようとする金田。しかし、鞠の母親・リンもまた、虐待の過去を持ち、子供の愛し方が分からないでいた。
そんな3人が不器用ながらも共に暮らし、「家族」の暖かさを感じ本物の「家族」へと近付いていく、、、。

WICA(ワールド・インデペンデント・シネマ・アワード)外国語映画部門・最優秀作品賞
ロンドン国際映画祭(LONDON IFF)外国語部門最優秀作品賞、最優秀主演男優賞(上西雄大)
ミラノ国際映画祭(Milan IFF)最優秀作品賞、外国語部門最優秀主演男優賞
賢島映画祭「ひとくず」特別賞、主演女優賞(小南希良梨)
マドリード国際映画祭(Madrid IFF)助演女優賞W受賞(古川藍、徳竹未夏)
第2回熱海国際映画祭「ひとくず」最優秀監督賞/最優秀俳優賞(小南希良梨)

上西雄大 小南希良梨 古川藍 徳竹未夏
税所篤彦 川合敏之 椿鮒子 空田浩志 吉田祐健 山本真弘
中山むつき 中里ひろみ 谷しげる 星川桂 西川莉子 美咲
渡辺克己 工藤俊作 城明男 堀田眞三 田中要次 


◾️『ヌーのコインロッカーは使用禁止』
発達障害についてお話を聞く機会があり、そこに触れた様々な言葉や心に、心を動かされ、本作の脚本を書きました。本作の主人公ヌーは、発達障害でありながら素晴らしい絵画を描く山﨑宥さんがモデルです。また、主題歌を山崎ハコさんが書き下ろして下さいました。映画作品となり、本作の主人公が、多くの方々に、何を渡すのか、主人公ヌーは、コインロッカーベイビーであり、発達障害児であり、紛れもない天使であります。是非、一人でも多くの方に観て頂きたいと思います。

●あらすじ
知的障害者の那須叶(なすかなえ)通称ぬー。彼女は母親を求めながら、赤ん坊の頃捨てられたロッカー“ぬ5515”を守り続け、毎日コインロッカーの前で絵を描き続けていた。
ある日、刑務所から出所した男・黒迫和眞(くろさこかずま)と出会う。黒迫は、別れた妻子に金を送る為、現在はヤクザである友人の木嶋から紹介してもらった覚醒剤売買で金を稼ぐ。ヌーのコインロッカーの傍で覚醒剤売買をしながら次第にヌーに興味を持ち、思い付きでSNSでヌーの絵をアップし始める。海外の有名アーティストから絵を買いたいとの連絡が入り、高額で売ろうとした黒迫だったが、ヌーの純粋な心に触れ良心が生まれる。そんな時、ヌーが白血病により倒れ余命を宣告される。黒迫はヌーに、適合した自分の骨髄を移植するが、覚醒剤売買が発覚し、警察に連行される。病院を抜け出し冷たい雨に打たれながら黒迫を追って警察署の前で再び倒れたヌーは、無理が祟り亡くなってしまう。
釈放された黒迫はヌーの担当施設職員・瀬戸瑠璃子によって、ヌーが黒迫へ残した沢山の絵と想いを受け取る。

マドリード国際映画祭(Madrid IFF 2021)
最優秀作品賞/外国語映画部門 最優秀主演女優賞(古川藍)
ロンドン国際映画祭2021 外国語映画部門 最優秀主演女優賞(古川藍)

古川藍  
上西雄大 徳竹未夏
工藤俊作 城明男 谷しげる 剣持直明 空田浩志
速水今日子 阿部大将 久藤今日子
田中要次 菅田俊 木下ほうか 白川和子 田村亮(特別出演)

☆脚本・監督:上西雄大
1964年生まれ、大阪府出身。
俳優・脚本家。映像劇団テンアンツ代表。
2012年10ANTS(現・劇団テンアンツ)発足後、関西の舞台を中心に俳優として活動。脚本家としても並行して活動するなか、16年に映画製作を開始する。2作目の『姉妹』が第5回ミラノ国際映画祭・外国語短編部門グランプリを受賞。2020年3月、児童虐待を題材に描いた『ひとくず』が公開。作品に対する反響が大きく、高い評価を受けた。その後も、『ねばぎば新世界』(2020)、『西成ゴローの四億円』シリーズ(2021)、『ヌーのコインロッカーは使用禁止』(2021)、『宮古島物語ふたたヴィラ』(2022)など精力的に映画製作を続けている。

◾️開場は販売記載覧時間の30分前になっております。
▶️ワンドリンク付き

【ご注意事項】
*飲食持ち込みは禁止させて頂いております。予めご了承ください。
*上映中もドリンクオーダー可能。是非ご利用ください。

<館内対応支払い方法>
・各種クレジットカード
・Paypay
・Suica他電子マネー

上映スケジュール
  • 空席あり
  • 残りわずか
  • 完売

上映作品一覧

『天使たち』完成記念上映会

  • 監督:監督・脚本・編集 木村ナイマ プロデューサー 荒尾奈那 製作 木村ナイマ、荒尾奈那、望月尋加
  • 2024
  • 上映時間:90分
  • @シアターギルド 代官山

ENNEAD

  • 監督:
  • None
  • 上映時間:None分
  • @シアターギルド 代官山

【下北沢を舞台にした映画特集】ざわざわ下北沢

  • 監督:市川準
  • 2000
  • 上映時間:105分
  • @シアターギルド 代官山

『スネーク・オイル』

  • 監督:
  • None
  • 上映時間:115分
  • @シアターギルド 代官山